この本を買いました。
こどもの姿をもっと上手く捉えられるようになりたい、絵の構成について学びたいという思いから買ったのですが、とても良いです。わかりやすいし実践的である。
全体をパラパラ〜っと見てから、今は最初に戻り順番にじっくり取り組んでいるところです。
一本の線で動きを捉えるという方法が思った以上に効果があるし、何を優先して描き、何を省略して良いかという基準なんかも書いてあり、すごく勉強になっています。
子供たちのクロッキーをしながら、本に書かれている内容を実践していっているところですが、楽しくて仕方がない。いい本に出会っちゃった。
練習&試行錯誤中のため拙いクロッキーなのですが、こんな感じです。
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以前よりも動きの流れや、印象を捉えられるようになってきました。
子供って本当にしょっちゅう姿勢を変える。3〜10秒くらいしか同じポーズをしてくれていないので難しい。でも鍛えられる気がする。
お昼寝とかしてるとちょっと細かく描ける。
そしてすごく今更なんだけれど、パースを使って遠近法を描くやり方が、やっと自分の中に落とし込めた気がする。
理論は知っていたけど上手く自分の絵に落とし込めず、実物を測りまくって描くと言うやり方でゴリ押していたんですが、すとんと落ちてきた瞬間のクロッキーがこれです。
カッチカチのパースではなくて、さらっと描くときに使えるパースの感覚を、やっと理解できたというのかな。
子供の動きをもっと捉えられるようになりたくて、公園で遊んでいる子たちのスケッチとかしたいんだけど、不審者っぽいよな、、、と思い自重している。どうだろう、やっぱり親からしたらさ、見知らぬ人が自分の子のスケッチしてるの気持ち悪いよね?カフェスケッチとか人通りの多い大きな公園の家族づれのスケッチとかならセーフかなって思うんだけど、近所のそんなに大きくない公園で子供たちだけで遊んでるのをスケッチするのはアウトかなって。。。みんな顔見知り、みたいな田舎なら大丈夫だったりする?今住んでいるのはマンションとか建ってる住宅地だからなぁ。
色々と描きたい世界が増えていて、でもいろんな情報が溢れすぎていて、自分がどこを目指したら良いのかわからない!って思って悶々としていたのだけれど、自分の目指したいものに突き進みつつ、でも他のことにも対応していく柔軟さを持ちつつ、ってところでやっていくのがいいのかな、と思い始めています。
好きな作家さんの酒井駒子さんの記事を読んでそんな風に思いました。
酒井駒子さんの描く子どもって美しいわよね。
そしてやっぱり子供の絵といえばいわさきちひろさん。永遠の憧れだわ。