お絵かきブログ/絵を描いて見えたもの

何かをつくったり、アートに触れたりする楽しさを、共有できたらもっと素敵。

もみじのスケッチ

更新の間隔がずいぶんあいてしまいました。

気楽にやっていきたいと思いつつ、もう少し更新頻度を上げたいとも思う。生活のサイクルを見直し中です。

 

最近は公募展に向けてスケッチをしています。現在公園に生えているもみじの木をメインにスケッチ中。

いやー、もう、外で描いていると蚊が寄ってきますね!スケッチ中ってあんまり動かないから蚊にとって恰好の餌食。



以前日本画だか水墨画だかの本を読んでいた際、「スケッチはその物の構造を知るために行い、画面上で自由に構成できるように観察する」と書いてありました。つまり、例えば花のスケッチをする場合、どのような形の特徴があり、どのように葉がつき花がついているかを観察してスケッチします。そうすれば実際の制作時に、画面上で美しい構成になるよう花や葉の位置を変えたり増減したりしても、リアリティを失わずに描くことができる、と言うことです。

そのレベルまでいくの大変だな!

でも、高畑勲監督が紅花農家のムービーを作るために背景スタッフに一年間ひたすら紅花のスケッチをさせた、という話をどこかで聞いたことがあり(情報元があやふやなので微妙に違っているかも。ごめんなさい)、一流の作品を作るにはそれだけ土台作りもしっかりしているんだなと思う今日この頃。