お絵かきブログ/絵を描いて見えたもの

何かをつくったり、アートに触れたりする楽しさを、共有できたらもっと素敵。

販売と言語化と日常と

みなさんこんにちは。

まずはサクッと宣伝をしてからブログトークに移ります。

3月5日か6日、「桜」「神秘」「ゆりかご」の3点の作品をThisIsGalleryさんに掲載&販売します。1点23,000円(税別)です。

「ゆりかご」(右の緑の絵)に関しては、とてもとてもありがたいことに事前にお問い合わせがありましたので、ご予約品という扱いにさせていただきたいと思っています。

 

掲載作業は5日に行いますが、ギャラリー側で審査がありますので、その日中に掲載になるかどうかはわかりません。今までの感じだと当日か翌日に掲載になることが多かった。もっとかかる場合もあるのかもしれない。むむむ。。。

ギャラリーさんが仲介に入ってくださっている関係上、こちらの自由な采配で決められるわけではないのでご容赦くだされ…!一方で、私個人でやっているわけではない分、お客様目線的にも安心感があるのではと思います。

 

thisisgallery.com

 

 

 

では!宣伝はこれくらいにして、近況のお話。

 

前の記事に「和」の絵を目指すぞーーって書きまして、本を購入しました。

これ、わかりやすくて面白い。どういうところが「ステキ」な絵なのかがよくまとまっている。愉快なエピソードもちらほらあって、興味を持ちやすい作りになっています。

自分の絵の中に昔の絵画の要素を取り入れようとした時に、絵の具体的な魅力が言語化されているものがあると、とっかかりやすいなと思いました。

言語化っていうのは大事だと思う。=意識を向けること、整理すること、だから。

 

 

ちょっと話が逸れるけどこちらの本を読んでいたら「いいこと30」っていうのが載っていてね。

人間は「快」「不快」の感情では「不快」に意識がいきやすいそうです。不快感情は元々生き延びるための警告として生まれたものだから。(例:猛獣怖い、噛まれたら痛い→逃げなきゃ)

「快」の方に意識を向けて、自分の周りの世界を良いものだって感じられるようにする方法が「いいこと30」。一日30個いいことを見つけるだけ。

実際にやってみて、これ効果ある。

30見つけるには、結構小さなことをカウントしていかなきゃいけない。いい天気、とか、子供のほっぺが可愛い、とか、今日もお茶がうまい、とか。

でもこうやって言語化すると、スッと流してしまっていたいいことに意識が向いて、毎日30もいいことが起きる生活のように感じ始める。実際には特に前と変わってないんだけれど、なかなかにハッピーです。

できない日もあるけどね。そんな気分になれない日というか。そういう時は疲れてきてるっていうパラメーター代わりにもなって、便利です。休めというサイン。つい「もっとやらねば」思考に入っちゃってストレスを勝手に溜めちゃう私(汗)。うまく付き合う術を身につけている最中である。

 

 

 

ずいぶん話がそれちゃったけど、言語化の力ってすごいよねっていう話でした。

絵の話に戻ります。

 

子供が寝てからの夜時間は自分の絵の探索や勉強にあてていて(この作業めっちゃ楽しい)、こんな下絵を描きました。

流れるような雲の動きが美しい「阿弥陀二十五菩薩来迎図」を参考にしたんだけれど、元の絵に引きづられすぎちゃってなんだか私らしくない絵だなぁと感じ、没にすることに。ちょっとファンタジー色が強くなっちゃった。こういうのが好きな方もいるとは思うんだけど。

私はもうちょっと日常にも繋がる感じを出したいんだなーー。

引き続き日本絵画を勉強していますが、次に描いているものは方向性を変えていて、紙や色の出し方研究を行っています。色々試して最終的に私オリジナルな和の色鉛筆画に辿り着きたい!

 

 

次回は名刺とポートフォリオに関する記事を書こうと思っています。

今現在、ご依頼やお問い合わせを2件いただいていて本当に嬉しい。頑張るぞー!