私の実家の庭には笹が生えていて、子どもの頃、七夕の日には父がそれを切ってきて家の中に飾っていました。
今は都市部の生活で笹が手に入りにくくなり、自分の家の中に笹を飾って七夕飾りを吊るすのは難しくなりました。
幸い、近くに「みんな好きに短冊を書いてね!」と大きな笹を設置している場所があり、今年は子どもたちがそこに願い事を書いて吊るしました。
その場所を通る度に、「これ〇〇ちゃんの。」と自分の書いた短冊があることをチェックする子どもたちが可愛いです。
短冊がたくさん垂れ下がった笹の姿は情緒に溢れていて、風に揺れる七夕飾りがどこか涼しげで、人々がそこに願いを吊るす様は美しくみえます。いつか、七夕をモチーフにした絵を描きたい。