お絵かきブログ/絵を描いて見えたもの

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デッサン額縁の選び方とは?絵と額の相性を考える

タイトルをAIに考えてもらう機能を使ったら、こんなタイトルになった。なんか合ってるような合ってないような。。。

今日は美大で学んだことシリーズはお休みにして、額装のお話です。

 

前回の記事で少し書いたように、桜とダリアの絵2点を額装してまいりました!

取り寄せのものがあったので、出来上がるのは2週間後になるそうです。ドキドキ。

 

額装っていいなぁ。やり始めると沼にハマりそうな感じあります。

 

パネルに貼って描いた絵と、パネルには貼らずに一枚の紙のままの絵では、額の種類が変わります。今回は後者の方だったので、一般的に「デッサン額縁」と呼ばれるものを探しました。

 

デッサン額を購入するときは絵よりも大きめのサイズのものを購入し、マットと呼ばれる厚紙を入れたほうが良い。

↑この絵と額縁の間にある白い部分がマットです。色はいろいろあって選べる。

マットは、絵とガラスやアクリル板が直接触れるのを防ぐのと同時に、見栄えをよくします。

この絵自体はA4サイズで、額縁はオーダーサイズでお願いしていますが、A4の絵なら太子サイズという規格サイズでもちょうどいいくらい。

 

 

先日、くまくら珠美さんという作家さんに実家の猫ちゃんを描いてもらいまして(めっちゃ嬉しい)、そちらの絵も額に入れました。

before

 

after


光加減が全然違ってて比較しにくくて申し訳ないんだけれど、額に入れたことでより高級感が出たと思わない?

マットがあることで空間もゆったりして、絵が映えていると思います!

ちなみにマットには絵を専用のテープで貼っています。このテープはネットでも売ってるみたい。私は額縁店の方にサービスとしてその場で貼ってもらいました。位置調整がめっちゃうまかった。さすがプロ。

 

 

私が額装したい理由は見栄えの他にもう一つあって、それは保存のため。

前面がアクリル板の額を購入しているんだけれど、アクリル板は室内紫外線を90%程度カットしてくれると言われています。今回描いてもらったくまくらさんの絵もコピックで描いてるし、私も色鉛筆画をメインで描いているんで、色褪せが怖いんですよね。仕舞い込んでおく絵は紫外線に触れる機会も少ないんで大丈夫だけど、飾ったりする絵はできるだけ紙の変色や画材の色褪せリスクを減らしたい。

そんなわけで額装しています。

100円ショップの額なんかは、100円の割によくできてるけれど、そういうリスクは減らせないのだよね。あとちゃんとした額に触れたあとだとやっぱり安っぽく見える。

 

 

 

額の選び方、すんごいいつも迷うんだけれど、額装店の方には『絵がよく見える額を選ぶ』ように言われました。額を合わせてみて絵がより素敵に見えたものが合う額。あと絵の中に入っている色から額の色を選ぶのも良いと言っていました。

マットは絵と額を繋ぐものなので、外側の額を決めてからマットを選ぶと選びやすいそうです。

 

ネットでも額は買えるんですが、結局絵と合わせて選ぶためには直接見た方が良くて、やっぱり額装店に行っちゃう。私の行っている店の店主の方が年上の方なので「お店、末長く続けてね!!」って心の中でめっちゃ思ってる。

 

 

だけど額って結構高い。

A4の絵を入れたこれ、7000円くらい(マット代含む)。

 

ポストカードサイズのを入れたこっちは3000円くらい(マット付き)。

 

もちろんもっと安いのももっと高いのもあるよ。

でもそれなりに仕立てようと思うとやっぱり結構かかると思ったほうがいいよ。

 

桜とダリアの絵はインチサイズの額なんですがそれぞれ5000円くらいかかりました。

私の行っている額装店では、インチサイズなら3000円代くらいからあったかな。上はキリないだろうからわからない。

額装貧乏になるー!!絵、買ってもらえるといいなぁ。