8月10日から19日まで(15日は休館)国立新美術館で開催される日美展にて、作品が展示されます。
「まなざし」というF10号サイズの作品(新作)です。お近くをお通りの際はぜひお立ち寄りくださいー!入場は無料です。
さて、最近は自分は絵でやっていけるだろうかと葛藤しながら過ごしています。もっと描きたいし活動したい。
でも子供達は夏休みだし、幼稚園なので時間外に預けるのはお金がかかるし、というかそもそも今年は子供達の体調不良が相次いだ(半分も登園できてない)ので夏休み中にしっかり体調を整えさせてあげたいという思いもあって夏季保育の利用は辞めたのだった。これはもう夏休みを満喫するしかない。
子供達は幼稚園大好きタイプなので預けて仕事したいなと思う気持ちも正直あるんですが、お母さんお母さん言ってくれる時期もそんなに長くないだろうなと思い、それはそれとして一緒に過ごす夏休みを楽しんでいます。
先日公園に行ったら、コノシメトンボやツマキシャチホコやアカボシゴマダラらしきものを見つけました!楽しい!写真に撮って子供達と一緒に図鑑で調べました。アカボシゴマダラは関東にいるやつは海外から移入したやつなんだってさ。oh... この前オニヤンマも見たけど、あれは本当に大きいな。威圧感すごい。
子供の図鑑ってすごいですよね。え?このクオリティをこの値段で買えるの?って思います。
メジャーどころは小学館、学研、講談社あたりだと思うんすが、私は色々買ってみた結果学研が好きです。それぞれいいところが違うので、合うものを探してみてほしい。
個人的な印象として
小学館→DVDが良い。ドラえもんが出てくるので親しみやすくわかりやすく楽しく見られる。子供達が興味を持ちやすいよう工夫されている。うちの子もよく見てる。
学研→個体の写真に美学を感じる。昆虫図鑑なんて「全部生きた虫を白バックで撮影」ですからね。。。標本写真ではない。やばい。植物図鑑も美しかった。内容も充実。
講談社→ビジュアル重視。雑誌を見るような感覚で写真を楽しめる。
です。
つかみが上手いのは小学館、足を踏み入れたら学研、堅苦しくなくペラペラめくって見るなら講談社って感じですかね〜。(個人の感想です)
海の生き物好きにはね、これもいいです。
すんごい写真が豊富なんですよ。図鑑とはちょっと違って海の生き物の生態とかを紹介している本なんですが、大人でも楽しめる。というか大人の方が楽しいかも?(笑)うちの子も楽しんでます。ヤドカリが引っ越しの時、貝についていたイソギンチャクも移動させてるとことか、イカの赤ちゃんがめちゃくちゃ綺麗なとことか、海の生き物の世界に引き込まれます。
これもこの値段で買えるのが驚き。
絵に関する話もしておこう。
頭の中は絵のことでいっぱいですねー。夜中に目が覚めて眠れなくなる。それはあまり良くない気がするので対策を講じねばな。
今日は植物を描くのはいいぞって話をします。
元々植物好きだったんですが、描こうと思うと見る目が変わりました。あちこちの植物を観察するようになって楽しいです。植物を見て、どんな作品にできるか考えたり、どんな構造になっているかよく観察したり、その植物に関する逸話を調べたり、その辺をお散歩しているだけで忙しくなりました(笑)
こんなところにこの植物咲いてるじゃ〜ん!っていう発見も増えた気がします。
何気なく見て通り過ぎてしまっていたものたちに気づけるようになったのが、とても良い。
描くということはまず「観る」ことなので、植物を好きな人やお金かけずにやれる趣味が欲しいなーって人にはおすすめだと思います。描こうと意識するだけで色々なことが見えてくるから。街の季節の移り変わりも楽しめるようになるしね!
植物をよく観察することにおいて、私に影響を与えたのはこの一冊です。
絵を描くための本というより、作者のエッセイ感が強い本なんですが、身近な植物をよく観察するだけでこんなに世界が深くなるんだということを教えてくれました。
うまく描く必要は全くなくて、大事なのは観察することです。で、これを続けていると勝手にだんだんうまくなります。
その物事に詳しい人って、うまく描ける人が多くないですか?サカナくん然り。よく知ってるから、多くの人がなんとなく見飛ばしているような特徴をしっかり押さえているので、リアリティのあるものを描けるんですよね。
自分だけの植物図鑑を作ったら楽しいだろうなぁ〜。育てている植物の植物日誌でもいいよね。草花お散歩出会い図鑑とか。四季の街路樹記録とか。街中でも充分楽しめそう。山野草スケッチ図鑑なんて作れたら嬉し泣きする。
まあそんなに時間ないからそこまではやれないのだけれど。
身近な植物の代表、猫じゃらしことエノコログサちゃんもよく観察して描くと楽しいし綺麗だし、こここうなってたんだっていう発見もあって、ハッピーでした。
どんどん描きたいー!