お絵かきブログ/絵を描いて見えたもの

何かをつくったり、アートに触れたりする楽しさを、共有できたらもっと素敵。

色鉛筆アート2024に行ってきました

銀座伊東屋で行われている色鉛筆アートに行ってきました!

伊東屋は7階に画材コーナーがありまして、大量の色鉛筆がバラ売りされています。他の絵の具や紙に関しては世界堂の方が買いやすいなというのが個人的な感想ですが、色鉛筆はここもおすすめ!見ているだけでも楽しいです。

 

色鉛筆アートの会場はこちら。土曜でしたが朝早くに行ったので空いていました。ゆっくり見られてラッキー!でも日曜の方が作家さんはたくさんいらっしゃったようです。ちょっと残念。自分の予定的に土曜になっちゃったから仕方ないね。

会場全体図は撮影OK、絵を近くで撮るのはNGとのことだったので、写真はこれだけになります。作家さんご本人のSNSに展示作品を載せてる方も多いので、気になる人は検索してみてね!

 

どれもこれも素晴らしくて勉強になるーーー!!って感じでした。私もいつかこういう場所で展示できるようになりたい。頑張ろう!

以前お会いして大ファンになった釘本緑さんも展示されてる。釘本緑さんの絵は色鉛筆らしいタッチが出るように描かれていて、あったかい、楽しい絵が多いです。お見かけした際に声をおかけしたら、すっっっっっっっっごく気さくにあたたかくご対応いただいて、人柄にも惹かれてしまいました。明るくて社交的で、それでいてきちんと人に寄り添おうとしてくれる方でした。

釘本さんのお師匠さんである松原健治さんのインスタも「すごく素敵だから」とおすすめいただき、本当に素敵で松原さんのファンにもなりました。画集ほしいなぁ。

でもこうやって、なんていうか、自分の先生のことを「素敵だから!」って真っ直ぐ人に勧められるところもまた素敵だなと思ったのでした。

 

今回まきむらゆうこさんの絵の現物を初めて見たんですが、あれはやばいな(いい意味で。)人物画特化の方なんですが、綺麗すぎてびっくりした。

私の目指す人物画とはちょっと違うんだけれど、衝撃すぎて何度も見ちゃった。すご。

 

色鉛筆アートでは絵だけでなく、展示作家さんの書籍も売られていて、私はオガワヒロシさんの本を買いました。

これねー良書だと思います。

今、世間的には色鉛筆で写真みたいに描くのが流行っていて、出版されてる書籍って圧倒的に「リアルに描く」系が多いんですよ。もしくは絵を描くのとはちょっとニュアンスが違って、かわいいちょっとしたイラストを色鉛筆で描こう!っていうタイプ。

 

オガワさんの本は、色鉛筆を使って自分の描きたい絵を描けるようになろう!っていう趣旨のもので、基礎がめちゃくちゃ丁寧に書かれてる。

リアル系色鉛筆画を見慣れている方からすると、この本に載っている絵は物足りなく感じてしまうかもしれないですが、読めば読むほど原点に帰る本ですよこれは。。。リアル系描くのにもそうじゃない絵を描くのにも応用できる大事な基礎を、つまずきにくいよう配慮しながら書かれた本です。

実際オガワさんの作品ってさらっと描いたようでいて、すごくバランスが良くて美しいです。すーっと世界に入っていけるような絵。基礎力が高いからこそああいう表現もできるのだろうな。かっこいい。

 

 

そんなこんなで!楽しいアート展でしたー!

写真みたいな絵が流行っていることに対しては色々と思うことがあるので、次回の記事にまとめようと思います。

色鉛筆アートはもう終わっちゃうけど、伊東屋画材売り場は何かのついでに寄ってみてね!

 

ちなみに伊東屋裏側に野の花司というお店がございまして。。。

和っぽいお花とか枝物とか山野草とかが売っている、私的にはたまらん感じの花屋なんです。

渋くていい。伊東屋に行った際にはこちらも覗いてみてくだされ〜