ふるさと納税、顔彩や画仙紙もあるんです。すごいなぁ。ふるさと納税様様ですよ。
日本画ユーザーにはお馴染みの狐マークの胡粉を製造している上羽絵惣さんの顔彩。
胡粉ネイルなんてものもの作ってらして、ネイルの容器にあの狐さんのマークがついているのがテンション上がります。
こちらは画仙紙はがき(写真左)。
しかもおまけまでつけてくれました!(写真右)感謝。福井県大好き。
これに限らず、福井県大好きなんですよ。いいとこですよ、みなさん。行きましょう。感染予防しつつタイミング見て行きましょう、福井。
福井の思い出話はまたいつかする事にして、今日は顔彩の話をします。
色鉛筆画ももっと描きたいんですけどねー…なんかパッと描き終わるもんじゃないんですよ、色鉛筆画って。色鉛筆画の少しずつ色を重ねて出来上がっていく感じが好きではあるんですが、ささっとスケッチ的に一作品描きたいこともあって、そういう時に色鉛筆って(私にとっては)時間かかり過ぎちゃうんですよね。
で、透明水彩も持ってるんですが、なんとなく自分のテンションが上がらず(水彩画を見るのは好きなのに!)、顔彩に手を出しているわけです。日本画とか伝統品とか大好きだからね。
でも顔彩、難しいです(笑)
基本的に透明水彩の絵の具と扱い方は同じなんですが、こう・・・ちょっと粒子が紙にもったり乗る感じがあるんですよ。岩絵具ほどざらっとはしてないですけどね。
洋紙(水彩紙とか)に描くと粒子が少し浮くような感じがあります。水分少なめにするとあまり感じませんが。
やっぱり和紙の方が馴染みがいい気がします。粒子が置いたところに留まるイメージ。で、手軽に手に入りやすい画仙紙を使っています。
画仙紙は滲みどめがあまりしっかりされてないというか、滲みで味を出せる紙なんですが、じわっと染みる感じが今まで使っていた紙と違うのでうまく扱うのになかなか時間がかかりそうだなと感じています。
滲むけれど顔彩の粒子が留まりもするので、筆にどれくらい絵の具と水分を含ませて、どういう手順で描くかが仕上がりに影響する感じがあります。
3枚描いたよ。スキャンせずにスマホで写真を撮ったので少し紙色が暗い。ドンマイ。
1枚目
筆ペンと顔彩で。迷い迷い描いている感じあるなー。塗っているときには濃く感じられた色が乾くと淡くなった。薄くぬったところほどより淡くなった感じがある。
2枚目
筆ペンをやめて鉛筆線にした。筆ペンだと和の感じが強く出過ぎちゃったので。
水彩絵具&水彩紙みたいに「絵の具を乗せてから水で伸ばす」ことが顔彩&画仙紙の組み合わせでは難しいと気づく。顔彩の粒子の留まりをうまく扱えるようになれば味のある模様を生み出せるかも?
3枚目
顔彩を絵皿にとって水分量を調節しながら描いてみた。2枚目よりもまとまった雰囲気に。
より「顔彩ならでは」の絵の具ののり方や魅せ方ができるといいなぁ。
どんどん描きたい。