「外でスケッチをしてみたいけど、なかなかできない」という意見をチラホラ伺いました。
では実際に屋外スケッチがどんな感じなのか、レポートしてみようと思います!
いざ外でスケッチライフ!
今日のお目当てはひまわりです。
公園で咲いているのをチェック済み。向かいます。

咲いてますね〜。
あんまり近づきすぎて根を痛めてしまってはいけないので、少し下がったところに荷物を置きます。

クロッキー帳、鉛筆、練りゴム、カッター、削りカス入れ用の缶、クリップ、レジャーシート、鞄です。
水彩とか色鉛筆を持っていくこともありますが、今日は鉛筆で描くのみ!
レジャーシートがBEAMSですが、フラワーEXPO的なやつで無料で配ってたやつです。
たたむとバッグ型になるので地味に便利。
レジャーシートを広げてはダメなスペースではアウトですが、こうやってどかっと自分の場所を作ってしまった方が落ち着いて描けます。
場所が決まるまではソワソワするけど、座ってしまえばもうここは自分のテリトリー。鳩が居着く時もこんな気分なのかもしれない。
鉛筆は3B、HB、2Hの3本。

さすが外へ出向く歴戦に同行した鉛筆たち。風格が違う。
汚れているとか言っちゃだめ。
主に使うのはHBです。
しかし暑い。こんな時期にやるもんじゃない。
でもひまわりを外で描けるのは今だけだから…!
熱中症対策のため、1時間以内に切り上げる。
真夏のスケッチはタイムレースであり、デスレースなのだ。

最初は全体像をざっくり描くよ。
払っても払っても登ってくる虫がおる…。

ちなみに虫除けガードは浴びてから出発してるよ!
蜘蛛には効かない。このサイズなら私的にはセーフ。蜘蛛苦手だけど。
秋は大きいのがいるからみんな気をつけてね!
鉛筆を削るときはここで。中に入っているのは紙やすりです。
紙やすりは色鉛筆の先だけ尖らせたい時に使う。なので今日は使わない。

通りすがりの人たちが「この暑い中よくやるよな」って目でチラ見していきますが、大丈夫、私も同じことを思っています。この暑い中ウォーキングできるなんてすごいな。
ウォーキング中の方が行って帰ってくるのを横目に見ながら描きます。いってらっしゃい。おかえりなさい。
ちなみに今日の場所は道路に面していて人目につきやすく、

後ろ側には木があるため、近くで覗かれることはない。

安全とプライバシーが守られた好立地!
人目はある程度あった方がいいですよ。慣れると気にならなくなりますし。
50分くらい経ったところで、暑さの限界を迎える。デスゲーム。

なんとかここまで描けたので帰ることにします。
外で描くとなんとなく満足度も上がる。
あ、クリップは風でクロッキー帳のページがめくれないように使ってました。
風のある日はベロンベロン紙が動いて描きにくくなる時がありますゆえ。
帰る頃には鉛筆いれが熱でふにゃふにゃに。暑さ、恐るべし!!

もう暑さから早く逃れたくて、カメラでひまわりの写真をとってくるのを忘れました。てへ。
普段はスケッチしたものを後でも見返すことができるよう、写真を撮っています。
スマホだと資料整理が面倒になるのでSDカードで管理しやすいカメラで。
ブログ用の写真はスマホで撮ってたので、こちらの記事を作ることができました。
帰ってきてからスケッチしたものを見返してみます。

悪くないんじゃない!?
描けば描くほど精度が上がっていくので、またひまわりを描きに行きますよー!!
いかがでしたか?
外でのスケッチ、やってみると意外となんてことないというか、難しいことはありませんよ〜!
人に見られる恥ずかしさはあるかもしれませんが、慣れます。
スケッチ経験者は「おっ頑張ってるな」って思うだけだし、未経験者は「絵、描いてるな〜」って思うだけです。多分。
経験上、若い頃は話しかけられ率が高かったです。若い子と話したい人のターゲットにされるというか。そこだけね、気をつけて。
その辺は30過ぎてから楽になりました。絵に興味ある人にしか話しかけられなくなった!
歳をとるといいこともある。
今回使った道具たち
※クロッキー帳は廃盤商品を使っているため、上記の商品は同じメーカーの別製品です。F6サイズを使用。
www.nakagawa-masashichi.jp
贈り物でもらいました。F6サイズが入る!