お絵かきブログ/絵を描いて見えたもの

何かをつくったり、アートに触れたりする楽しさを、共有できたらもっと素敵。

絵を描くこと、続ける勇気をくれる本

アーティストになれる人、なれない人 (magazinehouse pocket) 作者: 宮島達男 出版社/メーカー: マガジンハウス 発売日: 2013/09/24 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る この本が、思った以上によかった。 この本は現代美術家である宮島達男…

やっぱり創作活動したいよ!と思った話

少し前に「昆虫大学」というイベントに行ってきました。 www.konchuuniv.com 平たく言えば昆虫好きの祭典のようなもので、創作のモチーフとして昆虫が割と好きな私は、ものは試しにと行ってみたのでした。 昆虫好きな方が作った昆虫柄の鞄やアクセサリー、羊…

エースとジョーカー/絵本のこと

お久しぶりです。ずいぶんと間が空いてしまいました。 最近の私はと言いますと、0歳の娘と日々元気に過ごしております。 娘の赤ちゃんの頃の姿を絵に描いておこうと思い、色鉛筆を使ってコツコツ描いておりますが、なかなか完成に至らずなので今日は昔描い…

赤の話

今回の絵は「赤」をテーマに描いてみました。 みなさんは「赤」という色にどんなイメージをもっていますか? 情熱、エネルギッシュ、攻撃的、妖艶・・・私に思い浮かぶのはそんなイメージです。正義のヒーローに使われることも多い色ですね。 赤という色は交…

赤ちゃんと色

あけましておめでとうございます。 私事ですが昨年は秋に子どもが産まれました。全てが子ども中心の生活になり、あわただしい毎日ですが、1日1日どんどんと成長していく我が子をみられるのはとても幸せです。 ただ、じっくりパソコンにむかうことはできな…

好きなモチーフを描き続けること

モチーフとしてサーカスが好きです。 実際のサーカスを見ると、ギリギリの妙技に胸がドキドキそわそわしてしまってこころが落ち着かないのですが。。 では、なぜモチーフとしてサーカスが好きなのかというと なんだか「一夜の夢」感を感じるんです。 お祭り…

願い

クリスマスの季節が近づいてまいりました。毎年この時期になると、子供のころのクリスマスに対するわくわくが思い出されて、胸がきゅっと甘く切ない気持ちになります。 私は多くの日本人がそうであるように特定の宗教を信仰しているわけではありません。けれ…

水性ボールペンでちょっとしたイラストを

凝った画材ではなく身近にあるペンで気楽にイラストを描けると楽しいです! えんぴつ、シャーペン、ボールペン、マジック、万年筆…などなど、筆箱の中にあるものを使ってそこら辺にある紙にちょこちょこっと落書きするような気持ちで絵を描くのならば、忙し…

風の吹く

夕方に吹いてくる風がカーテンを穏やかにゆらす光景を見るとなんだか胸がきゅっとなります。 切ないような、もの哀しいような、でもちょっぴり心地よいような。 なぜそんな気持ちになるのかはっきりとはわかりませんが、子供の頃にも、学生の頃にも、一人暮…

舟を編む/仕事を辞めて出産へ

「舟を編む」を読みました イラストの方はタイトルから連想されるイメージを絵に描いたものですが、本の内容は全くもってこんな内容ではございませんでした。 舟を編む 作者: 三浦しをん 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2011/09/17 メディア: 単行本 購入:…

青梅の絵/緑色の話

梅シロップをつくろうと思い青梅を購入したのですが、その梅がとてもきれいだったので「青梅を描こう!」と思い立ち、描いた次第です。 ポストカードサイズのケント紙に描いたのでお部屋にも飾りやすそうだな~と、自分で描いた絵をインテリアに活用する想像…

芍薬の絵と趣味の整理の話

五月くらいから花屋さんに並ぶ、芍薬の花。 大好きなんです。 繊細な花びらとほんのり香る蜜のような甘いニオイ。たまらんです。 将来、母の日にはカーネーションではなく芍薬をプレゼントされたい(笑) この絵の芍薬は正直花びらが固く見えます…。 本当はも…

おすすめアプリ「チラシミュージアム」

ここ数日急激に暑くなってまいりました。 そんな中私は風邪をひいておりまして、鼻がつまって息ができず咳までゴホゴホと出るので、眠れぬ夜を過ごしております。あなどるなかれ、風邪。 今日は最近見つけていいなと思っている「チラシミュージアム」という…

デッサンについて思うこと

デッサンの描き方とか上達法の記事をちょこちょこ見かけますが、それとはまたちょっと違った視点で書かれた面白いブログ記事を発見したのでご紹介いたします。 かなり共感しました。 izoomi-momo.jugem.jp この記事では、社会人向けの美大カリキュラムに参加…

人様のキャラクターをお借りして描く

山田 唄(id:yamadauta)さんのオリジナルキャラクター「アンナ」を描かせて いただきました! 普段の私が描くものとはちょっと毛色の違う絵に仕上がりました。 顔の半面を仮面で覆っているところもアンナちゃん(ちゃん付け呼びが正しいのかは不明)の素敵ポイ…

現代の美しい女性を描く画家・中原亜梨沙さんの画集と、最近のこと

久しぶりの更新です。 体調を崩してから絵を描いていなかった私ですが、近頃だいぶ回復してまいりましたのでブログをぼちぼち再開です。もう少しで絵も描けそう。わくわく。 さて、本日紹介するのは・・・ 病院の帰りに寄った本屋で発見して一目ぼれしてしま…

春の訪れ

先日ひなたにオオイヌノフグリが2,3輪咲いているのを見つけて「春が来るなぁ」と感じた私です。 春と言えばチューリップ! 写真を撮ったら原画より色が濁った感じになってしまいました。 スキャナでも読み込んでみたのですが、そちらは逆に紙の目を拾って…

枯れたユリ

最近いろいろと描きたいものがあるんですが、なかなか一枚の絵が仕上がりません。 時間と描くスピードが欲しい・・・! ブログはちょこちょこ更新したいので、ちょっと前に描いたものを引っ張り出して来ようと思います。ストックがつきるまで、どれくらいも…

ポップン風イラストを描いていただきました!

ことこと(id:cotocotocoto)さんに、私のイメージをポップン風のイラストにしていただきました! すごい・・・!すごく素敵!! こちらの絵、ことことさんが「ブログを読んでそのイメージをポップンミュージック風のイラストにする」という企画をやっておりま…

うつりゆくもの

過去に描いた絵。 「うつりゆくもの」と「その中にあるかわらないもの」に心惹かれます。 「はかないものは美しい」的な感覚に近いかな。 でも、桜はすぐ散ってしまうから儚くて美しい、というのとはちょっと違うんです。 この絵の中にあるモチーフで言うな…

ファーバーカステルの色鉛筆を購入・比較

ずっと欲しいと思っていた、ファーバーカステルのポリクロモス色鉛筆120色セットを購入しました! 今まではトンボ色鉛筆24色セットを使っていた私。 ファーバーカステルの色鉛筆120色を使うとどれくらいの差が出るのか、試してみました。 24色と1…

美術検定4級を受験しました

昨年の話になりますが、美術検定を受験し、年末に合格通知が届きました。 やったぁ! 私の受けた4級は合格率がかなり高く、難しいものではないのですが、やっぱり合格すると嬉しいですね。 美術検定4級は、中学・高校の教科書に出てくる作家・作品に関する…

あけましておめでとうございます

2016年。昨年はちいさな挑戦をいろいろと始めた年でした。 このブログもそのひとつ。 更新頻度は少ないですが、とても大事に思っています。 プロでもなく、現時点では絵描きサークルに入っているわけでもない私にとって、「絵を描く」ということで何か広…

めりーくりすます

少し早いですが。 子どもの頃サンタさんが来るのをものすごく楽しみにしていたので、クリスマスが近づいてくると今でもわくわく感を感じます。 これといって何もしないんですけどね(笑) この絵は過去に描いたもので、もともと学生時代に所属していた美術サ…

それでも世界はうつくしいと

師走というだけあって12月はあわただしく、全くブログを更新できておりませんでした。 なので過去に描いた絵を載せます。 学生の頃に描いたものなので、時間をたっぷりかけて描いております。今思うと贅沢な時間だった。 村上春樹氏の『世界の終わりとハー…

24色色鉛筆で大人の塗り絵に挑戦 第1回<色鉛筆の使い方②>

前回はこの状態で終わっていました。 引き続き少しずつ色を濃くしていきます。 段々と色を濃くしていく中で、ムラなくグラデーションをつけたいですよね。 そんな時は、色鉛筆の筆圧のかけ方や塗る方向がポイントです。 左から順番に見ていきます。 まず左の…

24色色鉛筆で大人の塗り絵に挑戦 第1回<色鉛筆の使い方①>

河出書房新社『大人の塗り絵 自然の中の動物たち編』より「ナキウサギ」を塗りました。 大人の塗り絵楽しいです! 元の絵の構図がきれいなので、塗り終えたときにすごくいい絵が描けたような気持ちになりました。満足感大。 <色鉛筆の使い方> いろいろな塗…

24色色鉛筆で大人の塗り絵に挑戦 第0回

最近流行りの大人の塗り絵。 今まであまり興味をもっていなかったのですが、色鉛筆画の練習になるかなーと軽い気持ちで始めてみたらハマってしまいました。 でも、これ、お手本のように塗るのはけっこう難しい。 好きな画材で自由に塗ることをコンセプトにし…

秋を想う

最近秋がすごく短くなっているような気がします。 またピエロの絵。ジェームス・ブラントの曲を聴きながら描きました。 学生時代のとある年の秋、私は毎日ジェームス・ブラントの曲を聴いていました。 学校帰りのバスの中、イヤホンから流れてくる彼の曲と窓…

現代の日本画って?

創画展という現代の日本画の公募展を見に行ってまいりました。 「現代の日本画って何?」と思う方も結構いるのではないでしょうか。 実際に私の周りの人に聞いてみても、日本画というと「浮世絵」や「水墨画」を思い浮かべる人が多かったです。 しかし日本画…