クリスマスの季節が近づいてまいりました。
毎年この時期になると、子供のころのクリスマスに対するわくわくが思い出されて、胸がきゅっと甘く切ない気持ちになります。
私は多くの日本人がそうであるように特定の宗教を信仰しているわけではありません。
けれど、無宗教ではないと思う。
初詣には必ず行くし、おみくじを信じるし、お地蔵さんを見かけると手を合わせたくなるし、悪いことをしたらバチが当たるのが怖いです。
それって神さま仏さまの存在を信じているからだと思うんですよね。
だからでしょうか、祈るという行為に尊いものを感じます。
そして、たくさんの祈りを受けとめてきたもの(教会、神社、お寺、山、などなど信仰の対象となったさまざまなもの)にも、多くの人たちの不安や願いを受けとめ続けた重みを感じます。
九十九神ではないですが、そこに人の思念というか想いというか、尊い何かが宿っているように感じるのです。
私の好きな詩に
長田弘の「カシコイモノヨ、教えてください」というものがあります。
古い聖書を引用して書かれたこの詩。
私たちは日々生きる中で心の支えとなる言葉をもっているのか。祈りとは。
そんなことに思いを巡らせられます。
探してみたらこちらのキリスト教のページで読むことができました。詩は文章の真ん中あたり(見出しにタイトルあり)に載っています。
http://www.christian-center.jp/chapelhour/2009/wed_imade/1216.html
なんだか宗教色の強い記事になってしまったかな。
長田弘の「カシコイモノヨ、教えてください」は下記の詩集で読むこともできます。他の詩も心がすぅっと透けるような美しいものばかりですよ。
追記
最近しばらくパソコンがない環境にいるためスマホアプリから更新していたのですが、PC版で見ると自分で思っていたより大きく画像が表示されていることが発覚しました。
スマホからだとサイズ調整の方法がわからない…(汗
画像が大きすぎたり粗く見えてたらごめんなさい。もう少しでパソコンのある環境に戻ります!