子どもを描けるようになりたくて、ひたすらクロッキー。
人って難しいな、苦手だなぁ、でも描きたいな、と思って勉強の日々。
いろいろなやり方があると思いますが、
・人体のつくりを学ぶ
・上手い人の模写をする
・何枚も描く
こんな感じで進めています。
まずは人体構造を学ぼう!と思い、読んだ本がこちら。
絵を描くために人体の構造を解説しているので、とてもわかりやすいです。
作例が線画的なもので、いわゆる「人物デッサン」と呼ばれる立体感や陰影のしっかりしたお手本が欲しいという方には向いていないかもしれませんが、手軽に、絵を描くための人体構造のポイントを知りたいという方には、おすすめです。
首の付き方、胸や腰の動き方、足の骨や筋肉の流れ、ムーブマンと呼ばれる自然な人体の動きなど、非常に勉強になりました。
手足を描くのがめちゃくちゃ苦手だったのですが、少しコツをつかんだ気します。
読む前に描いていたクロッキーがこちら
読んだあとがこちら
そして模写。
自分のクロッキーは野暮ったいと思い、好きな作家さんの絵を模写をしてみます。
まあ模写というほどしっかり描き込んでないのですが…
こちら
この画集より
中島潔さんの絵は線がきれい。指先まで美しい。こういう意識を持たなきゃいかんな。
その後のクロッキーがこちら。
意識って大事。
自分の好きな作家さんから学ぶことって多いなと思う。
いわさきちひろさんののびのびと豊かで美しい線も好きで、研究中です。
そうこうしながら何枚も何枚も描いて、クロッキー帳が一冊埋まりました。
ポリシーがあって、作品作りには写真を利用したりするのだけれど、クロッキーをする際は必ず実物を見ながらやることにしています。クロッキーの目的が、自然な動きや柔らかい線をとらえるための練習だから。
こどもは止まっていないのでめちゃくちゃ難しいのだけれど、こどもらしい動きや線を描きとれるよう、日々奮闘しています。
ここから先、ただの近況。
公募展に応募する絵、描き終えました!発表できる段階になったら、こちらでもお知らせします。
その後、嬉しいことに他の公募展のお誘いを頂いたんですが、泣く泣く断りました。。
描く時間がとれないから。
いやー、子持ちの人、どうやって描いてるの?
睡眠を削ってるのかなーと思い、挑戦してみましたが、私の場合睡眠を削ると頭痛もちの本領が発揮されまくってしまうのと、イライラしやすくなって子どもの世話をがままならなくなるので、やめました。
難しいね。
子どもが遊びに熱中している隙…は五分くらいなので、絵を描くには集中できないんですよね。
(例えば積み木をしていると、うまくいけば「お母さん見て!」、うまくいかなければ「お母さん手伝って!」、最終的に兄弟で取り合いになり「お母さん、○○がー!」と呼ばれます。微笑ましいですね。いつまでこんなにお母さんお母さん言ってくれるのかな。)
でも描きたいので、クロッキーと本での学習をメインになんとかやっています。
細切れの時間をなんとか活用中。
ブログでも絵を描くのに役立ちそうな本などを紹介していきたいと思っています。
ごゆるりとお待ちいただければ幸いです。