お久しぶりです。ずいぶんと間が空いてしまいました。
最近の私はと言いますと、0歳の娘と日々元気に過ごしております。
娘の赤ちゃんの頃の姿を絵に描いておこうと思い、色鉛筆を使ってコツコツ描いておりますが、なかなか完成に至らずなので今日は昔描いた絵を。
この2枚は絵本みたいな雰囲気の絵を描きたいなと思って制作したもの。
赤いワンピースの女の子とミニピエロの組み合わせが好きで、昔はよくこの二人のイラストを描いていました。懐かしい。
子どもが生まれると多くの人がぶち当たる壁だと思うのですが、絵を描く時間があまりとれないです。
空いている時間があっても、紙とペンを出したら我が家の0歳児プリンセスは即奪い取りに来ます(笑)
では、趣味を続けるにおいて子どもが生まれるとマイナスなことばかりかというと全くそんなことはありません。実は生まれる前は時間がなくなってストレスがたまるんじゃないかと心配していたんですけどね、杞憂でした。
子どもが生まれると、楽しみ方が増えるんです。
いずれはまたじっくり絵を描くこと楽しみたいですが、子どもが小さい今しかできない楽しみがあります。
わかりやすい例をあげるなら赤ちゃんのスケッチや資料集め。すごく充実します。
子どもと楽しむアートイベントへの参加。等々。
私はもともと絵本が好きだったので、子どもが生まれたことによって絵本に触れる機会が増えたのも、すごく嬉しくて楽しい出来事のひとつです。
今日は最近出会った絵本の中から、大人が見ても美しいと感じられる素敵な絵本をご紹介します。
こちらです!じゃんっ!
有名かつ人気の高い絵本「はらぺこあおむし」の作者エリック・カールが描いた絵本です。
かく言う私も「はらぺこあおむし」の大ファンで、幼い頃、絵本の穴(仕掛け絵本のような感じで穴があいているのです)をなぞりながら何度も何度も読み返しました。
けれどもその他のエリック・カール作品はあまり知らず。
子どもが生まれてから初めてこの「えをかくかくかく」の存在を知りました。
表紙には青い馬。
ページをめくると絵描きである「ぼく」が様々な色の動物たちが描いていきます。
黄色いウシや、白くないシロクマなんかも出てきます。
それがすごく美しくて、すごく自由な色使いなんです。
大人はつい知っている色を塗ってしまいます。
青い馬なんていないのを知っているから、馬の色を青く塗っている人を見たら間違っていると思ってしまうかもしれません。
でも、「えをかく」ってもっと自由でいいんです。
この絵本の中のカラフルな動物たちはのびのびと描かれていて、とても気持ちがいいです。
正しことだけが、正解なわけじゃない。
「えをかくとき」の、自由な発想とワクワク感。そしてそのエネルギーを思い出させてくれる、素晴らしい絵本です。
絵を描くのが好きな人にはぜひ読んでもらいたい!