これは過去に描いた絵。音楽好きです。楽器も好きです。
ギターの形がちょっと歪んじゃってますけど(汗
最近になって「のだめカンタービレ」を読みました。
実写映画化もされた音大生のラブコメ漫画。
なぜ急に今になって読もうと思ったかというと、podcastの「そんない美術の時間」という番組で紹介されていたからです。
陶芸家でもある番組パーソナリティの方が
「美大生や音大生の進路がリアル」「いろいろ考えさせられる」
というような話をしていて、それはちょっと面白そうだぞと思ったわけです。
美大生といっても芸術家とかデザイナーとかになれる人っていうのは少ないです。違う仕事についたり、バイトしながら作品作りをする(けど金銭的な問題などから結局あきらめて就職したり)っていう人の方が多いです。
そういう意味で、「のだめカンタービレ」は漫画の中の登場人物がみんなきれいに音楽家になれるわけじゃないあたり、リアルさがありました。
コミカルな雰囲気なので楽しく一気に読める一方、主人公である「のだめ」の音楽との向き合い方にはいろいろ考えさせられました。
のだめは、もともと楽しく音楽ができればいいと思っていたピアノ科の女の子。音楽とがっつり向き合って苦しんだり、厳しく練習させられるのは大嫌い。
でも才能はある。ものすごくある。
だから周りの人たちは彼女に上を目指させたいと思う。
最初は上を目指すことやその価値観を押し付けてくる人たちに反発していたのだめですが、大好きな千秋先輩との出来事を通して、音楽と真剣に向き合う歓びも少しずつ見つけていくのです。
読み終えた後、
「私はこれからアートとどう付き合っていこうか」
そんな気持ちでいっぱいになりました。
私は楽しく付き合っていくことを一番にするつもりなのですが、より深くアートと付き合っていきたいという思いもあり・・・。付き合い方、模索中。
描くのもいいし、観るのもいい。イベント参加という手もあるなぁ。
好きな作品や作家さんのことを調べて、ブログで紹介するのも面白そう?
いろいろ夢がひろがります。
どんなかたちにできるかな。