お絵かきブログ/絵を描いて見えたもの

何かをつくったり、アートに触れたりする楽しさを、共有できたらもっと素敵。

赤ちゃんと色

f:id:seitua:20180102082615j:image

あけましておめでとうございます。

私事ですが昨年は秋に子どもが産まれました。全てが子ども中心の生活になり、あわただしい毎日ですが、1日1日どんどんと成長していく我が子をみられるのはとても幸せです。


ただ、じっくりパソコンにむかうことはできなくなりましたね。ブログはスキマ時間にスマホから更新というのがしばらく続きそうです。

絵の画像はきちんとスキャンしていい状態で載せたいという思いもあるのですが、更新のしやすさを考えてスマホで写真を撮って載せていこうと思います。どうか生暖かい目で見守ってやってください。


赤ちゃんにとっての色

さて、画像に対する言い訳はここらでやめておいて、赤ちゃんの色の認識についての話でもしましょう。

赤ちゃんは最初、形よりも色を認識するそうです。
とはいえ、生後2、3か月の赤ちゃんは大人のようなカラフルな世界は見えておらず、まだ青い色なんかは見えていません。
主に明暗でものを見ていて、徐々にいろいろな色を感じられるようになっていきます。
なので、はじめは黄色や白、ピンク、次に赤といった明るい色を好み、逆に黒を威圧感のある色として認識し嫌がる傾向があるのだとか。

確かにお店で売っている赤ちゃん用品って、淡い明るい色のものが多いですね。
対処年齢があがるにつれてカラフルではっきりした色の商品が増えていくように思います。

いろいろな色に触れさせてあげることで脳の発達につながるのかも。
ということで、自分のの好きな色に偏らず、子どもにはたくさんの色と出逢わせてあげたいなと思います。

好きなモチーフを描き続けること

f:id:seitua:20171227203456j:image

モチーフとしてサーカスが好きです。

実際のサーカスを見ると、ギリギリの妙技に胸がドキドキそわそわしてしまってこころが落ち着かないのですが。。


では、なぜモチーフとしてサーカスが好きなのかというと

なんだか「一夜の夢」感を感じるんです。


お祭りみたいな華やかさ。でもそれはその時だけの限定的なもので、飾りもメイクも現実離れしていて、見方によっては不気味でもあって。
まるで現実と向こう側(ここではないどこか的なもの)の世界の狭間みたいで。

 

好きなモチーフばかり描いていると、
「またこれか。自分の描くものは幅がないな」とため息が出てしまうこともあります。
でも逆にひたすら同じモチーフを描き続けてナンバーワンになるというのにもちょっと憧れるんです。自分にはそこまで根気がないゆえに。

 

同じモチーフを描き続けている作家さんで私が好きなのは深堀隆介さん。
ひたすら金魚を描き続けていて、その美しさと生々しさといったらもう…やみつきになります。
まるで本物。けれど本物以上に美しい。

私はどちらかというとリアルな絵よりも抽象的な絵が好きな傾向にあるのですが、深堀さんの描く金魚には彼の美学がつまっていて、金魚を通して様々な想いが描かれるているように感じられるので、とても好きです。


深堀隆介さんオフィシャルサイト
http://goldfishing.info/

 

深堀隆介さん作品集

金魚ノ歌

金魚ノ歌

 
金魚養画場

金魚養画場

 

 

願い

f:id:seitua:20171128172951j:image

クリスマスの季節が近づいてまいりました。
毎年この時期になると、子供のころのクリスマスに対するわくわくが思い出されて、胸がきゅっと甘く切ない気持ちになります。

私は多くの日本人がそうであるように特定の宗教を信仰しているわけではありません。
けれど、無宗教ではないと思う。

初詣には必ず行くし、おみくじを信じるし、お地蔵さんを見かけると手を合わせたくなるし、悪いことをしたらバチが当たるのが怖いです。
それって神さま仏さまの存在を信じているからだと思うんですよね。

 

だからでしょうか、祈るという行為に尊いものを感じます。

そして、たくさんの祈りを受けとめてきたもの(教会、神社、お寺、山、などなど信仰の対象となったさまざまなもの)にも、多くの人たちの不安や願いを受けとめ続けた重みを感じます。
九十九神ではないですが、そこに人の思念というか想いというか、尊い何かが宿っているように感じるのです。

 

私の好きな詩に
長田弘の「カシコイモノヨ、教えてください」というものがあります。

古い聖書を引用して書かれたこの詩。
私たちは日々生きる中で心の支えとなる言葉をもっているのか。祈りとは。
そんなことに思いを巡らせられます。

探してみたらこちらのキリスト教のページで読むことができました。詩は文章の真ん中あたり(見出しにタイトルあり)に載っています。
http://www.christian-center.jp/chapelhour/2009/wed_imade/1216.html

なんだか宗教色の強い記事になってしまったかな。

 

長田弘の「カシコイモノヨ、教えてください」は下記の詩集で読むこともできます。他の詩も心がすぅっと透けるような美しいものばかりですよ。

 

世界はうつくしいと

世界はうつくしいと

 

 

 

追記

最近しばらくパソコンがない環境にいるためスマホアプリから更新していたのですが、PC版で見ると自分で思っていたより大きく画像が表示されていることが発覚しました。

スマホからだとサイズ調整の方法がわからない…(汗

画像が大きすぎたり粗く見えてたらごめんなさい。もう少しでパソコンのある環境に戻ります!

水性ボールペンでちょっとしたイラストを

凝った画材ではなく身近にあるペンで気楽にイラストを描けると楽しいです!

えんぴつ、シャーペン、ボールペン、マジック、万年筆…などなど、筆箱の中にあるものを使ってそこら辺にある紙にちょこちょこっと落書きするような気持ちで絵を描くのならば、忙しい人にもハードルが高くない。

10分〜15分くらいで描けるので、手軽に達成感を得られます。

 

私はそういった落書きイラストを描くときは、水性ボールペンを使うのが好きです。

今回はこんな感じで、1枚10分程度、4つに切ったA4コピー用紙に描きました。

f:id:seitua:20170926170114j:image

使った水性ボールペンはこれ。

 

 

一枚ずつ載せていくとこんな感じです。(写真を撮って色調をちょっとブラウン系にしました)

f:id:seitua:20170926171552j:image

 ハートとピエロ

 

f:id:seitua:20170926171620j:image

ハートとロボット

 

f:id:seitua:20170926171734j:image

なんたがよくわからないもの

 

3枚目は近所を歩いていたときに畑に置いてあった重機とビニールシートが生き物のように見えたので、それを思い出しながら描きました。

 

落書きボールペンイラストを描くときは、資料を用意しないで思うままに描きます。間違えても塗りつぶして別のかたちに変えちゃいます。

そうすることで気負わずに描けますし、最終的に失敗しても「ま、いっか」とゴミ箱に捨てちゃえます。(気合を入れて描いたものが失敗すると悔しくてもんもんとするので…)

 

でもえんぴつとは違って修正しにくいので、適度な緊張感はあるんですよね。だから楽しい。

 

あと、ちょっと面白いなと思ったものを「あ、これ落書き時に使えそうだな〜」と頭の中に記憶するモードになるので、よく観察するようになります。

街を歩いていると「お、これはいいな」と思うものがありすぎて忙しくなることもあります(笑)

普段だったら気にとめなかったようなものにいっぱい気づいて面白いと思えると、充実感もたっぷりです!

 

絵を描きたいんだけど最近時間がなくて〜という人にはオススメですよ!

1枚しっかりした絵を描いている最中、気分転換用に描くのもよいと思います。

風の吹く

f:id:seitua:20170920172712j:image

夕方に吹いてくる風がカーテンを穏やかにゆらす光景を見るとなんだか胸がきゅっとなります。

切ないような、もの哀しいような、でもちょっぴり心地よいような。

なぜそんな気持ちになるのかはっきりとはわかりませんが、子供の頃にも、学生の頃にも、一人暮らしの頃にも、場所は違えど同じように夕風がカーテンをゆらすのを見てきていて、いろんな記憶と懐かしさがごちゃまぜになるのかなぁなんて思います。

舟を編む/仕事を辞めて出産へ

舟を編む」を読みました

f:id:seitua:20170910111537j:image

イラストの方はタイトルから連想されるイメージを絵に描いたものですが、本の内容は全くもってこんな内容ではございませんでした。

 

舟を編む

舟を編む

 

かなり話題になった本なので知っている方も多いかとは思いますが、辞書をつくる話です。

地味に思える辞書づくりに情熱をかける人がいて、その想いに触れることで自分を見つめ直す人がいて…

辞書をつくるという仕事を通して様々な変化が訪れていく。

出版社の片隅で、静かに、けれども熱く動いていく物語に、あっという間に引き込まれました。

サクサク展開が進んでいくので、そのリズムがこぎみよく、読みやすい作品だと思います。

 

この作品を読んで「本を読むっていいな!」と再度思い直し、最近図書館に通うようになりました。

 

 

最近のこと:仕事を辞めて出産準備へ

2ヶ月ほどブログの更新が滞っておりましたが、何をしていたかというと、仕事を辞め出産の準備をしておりました。

 

仕事の引き継ぎをし、家の中を赤ちゃんを迎え入れられる状態に片付け、里帰り出産のため実家に戻ってきたらもう9月です。早いものです。

 

実家にはスキャナはなく私用のパソコンももちろんないので、はてなブログのアプリを携帯にダウンロードしてみました。

今回は初めてアプリからの更新。パソコンからはどんな風に見えてるんでしょう?読みづらい仕様になっていたらすみません。

 

先輩ママから話を聞くと出産後は本当に時間がなくなるとのことなので、今まで以上に更新の頻度が下がるだろうと思います。

でも「ブログを辞めよう」「絵を描くのを辞めよう」という気はないので、細々とでも続けていきたいなと思います。

アプリを導入したことによって、読者登録させていただいてるブログも読みやすくなったし!

 

元気な子を産めるよう体調管理をしつつ、今という時間を楽しみたいとおもいます。

青梅の絵/緑色の話

f:id:seitua:20170623203605j:plain

梅シロップをつくろうと思い青梅を購入したのですが、その梅がとてもきれいだったので「青梅を描こう!」と思い立ち、描いた次第です。

ポストカードサイズのケント紙に描いたのでお部屋にも飾りやすそうだな~と、自分で描いた絵をインテリアに活用する想像をふくらましてニヤニヤしています。

 

今回初めてケント紙を使用したのですが、繊細な色鉛筆画を描きたい人にはいい紙だなと思いました。

最初に色をのせた時には「なんだこのつるつるした紙は…!!描きにくくない!?」と思ったのですが、色をどんどん重ねていくうちにきれいに色が混ざっていき、複雑な色味をつくることができました。

ファーバーカステルの色鉛筆が混色しやすい色鉛筆だから上手くいったのかな・・・?

ケント紙自体は割とリーズナブルなので一度試してみる価値ありです!

 

 

 

今回使った画材はこちらです 

 

 

 

そんなこんなで自分でつくった梅シロップ、美味しいです。

砂糖漬け、はちみつ漬け、メープルシロップ漬けの三種類を飲み比べ。

砂糖漬けは、梅本来のさっぱりとした味わいに。

はちみつ漬けは、はちみつのコクがプラスされて深い味わいに。

メープルシロップ漬けは、はちみつにくらべ植物的な軽やかな甘みなのだけれど最後にメープルシロップの香りがぬけていく独特の味わいに。

 

作り方は簡単で、砂糖漬けは密閉瓶に砂糖と冷凍した梅を入れて時おり振るだけ。

はちみつ・メープルシロップ漬けは割った梅をそれぞれ密閉瓶に入れて浸けて時おり振るだけ。

2~3週間で出来上がります。

(詳しいレシピはクックパッドやレシピ本などで見られるので探してみてね)

 

こういった季節のものを楽しめるって贅沢だなって思います。

お酒を飲める方は梅酒づくりも楽しめますね~

 

 

 

 

緑色の話

「青梅」と書きますが、実際は緑色ですよね。

信号も「あお」だけど緑色だし、「青々とした」という表現を緑色のものに使ったりします。

 

日本古来の言葉ではグリーンからブルーにかけての色を「あお」と呼んでいたようです。

でもこれって別に日本語だけの特殊なものではないらしい。

元をたどるとグリーンからブルーにかけての色を一つの言葉で表していた言語はけっこうたくさんあるらしいですよ。

 

だからなんだと言われると特に何もないんですが(笑)

 

 

私にとって子どもの頃「緑色」は特に好きでも嫌いでもない普通の色だったのですが、最近好きな色になりました。

緑色の波長に脳の興奮を抑える作用があると言われていて、人をおだやかな気持ちにさせるそうです。

おだやかさを求めるようになったのかなぁ(笑)

 

好きな色でわかる色別性格分析とやらを見てみると、

緑色が好きな人は

礼儀正しく、素直で裏表が少ないが警戒心が強い。好奇心はあるが行動自体は慎重。

だそうです。

緑色が好きな人、あたってますか?

 

緑色は好きなんですが、一番好きな色は?と聞かれると正直迷いますね。

青もいいし赤もいいし白もいいし・・・と目移りします。

いろんな色使いに出会うたびにその色の魅力を知っていって、一番が選べなくなってしまいました。

子どもの頃、好きな色は?と聞かれたら「青!」と即答していたのだけれど。