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お絵かきブログ/絵を描いて見えたもの

何かをつくったり、アートに触れたりする楽しさを、共有できたらもっと素敵。

走るピエロ

鉛筆

「一方で何を目的に走り続けるのか、そろそろこの旅の虚しさを感じつつ、まだひたすら走り続けています。」

友人の書いた文章のこの一文を見て、何かが心の琴線に触れたので描きました。

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目的を見失って、つらかったり苦しかったり虚しかったりしても、走り続ける中で希望が見つかりますように。

走っていった先には美しい景色がひろがっていますように。

未来を信じないとやってられないこともある。

 

最初、この絵には色をつけようと思っていましたが、このままでいいような気がしてきたので色をつけるのはやめました。見る人それぞれの色を想像してください。

 

 

この絵を描いているときには、大橋トリオさんの『Winterland』という曲をかけていました。

曲の中に

「痛い気持ちを抱えて走った」

「銀色の世界走り抜ける 風に乗って歌になって届くよ」

といった歌詞があり、この絵を描いているときの気持ちと重なる部分があったので。

 

大橋トリオさんの曲は、優しくて、お洒落で、聞いていると穏やかな気持ちになれて、とても好きです。

そしてPVのファッションセンスもすてき。『Winterland』はサーカスをイメージしているような雰囲気です。


大橋トリオ / Winterland

 

音楽は元気をくれたり、癒してくれたり、イマジネーションを与えてくれたり。

昔ほど聞かなくなってしまったけれど、今でも強い味方です。

 

 

 

 

 

FF9 ビビとクイナ

色鉛筆画 描き方公開

ファイナルファンタジー9の雰囲気が色鉛筆画に合うなぁと思ったので、登場キャラクターのビビとクイナを描いてみました。

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昔から兄がゲームをやっているところを横で見ていたので、今もゲームの動画を見るのが好きです。

FF5、6、7、9あたりが好きで、子どもの頃はゲームの中のファンタジーな世界に憧れました。

とくにFF9は、人形劇のようなあったかい雰囲気があって私好み。

 

 

今回もざっくり描き方公開!

まずは下書きを鉛筆で。

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 このあと、鉛筆の線を消しながら、色鉛筆で輪郭線を描き直します。

この時使う色は、仕上がりに邪魔にならなそうな色で。

例えば「海の中」の絵であれば「青」を使う、など。

今回はあったかい感じにしたいので茶色にします。

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色鉛筆は先端をとがらせるのがポイント(だと思っている)。

私はカッターで削っていますが、もちろん鉛筆削りでもOK。

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こんな感じになります。

輪郭線を色鉛筆にしておいた方が、鉛筆の線が残っているよりもきれいな仕上がりになります。(私の場合)

 

光の方向を決めて、明るい色を入れます。

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右斜め上から光がきていると想定して、光があたるかなーと思うところに黄色を塗りました。

 

全体的に淡く色をいれます。

常に色鉛筆の先端は尖らせておくこと!これ大事だと思います。

先がまるいとぼやぼやした絵になりがちです。

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 光の方向を意識しながら少しずつ色を濃くしていきます。

光のあたる明るい部分が濃くなりすぎないように注意。

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塗りやすい所からどんどん塗っちゃう。

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ライトの関係で色が淡くなったように見えますが、続きです↓

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全体に色を入れて仕上がりのイメージに近づけます。

 

色鉛筆で白いものを描くのって難しい。でもその分一番面白い。

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今回は黄色、灰色、紫色、茶色を使って影になる部分を塗りました。

影になる部分にていねいに色を入れていくと、白いものも意外と描けます。

「何種類もの灰色を使ってグラデーションになるよう描く」という方法が本に載っていたのですが、わたしはトンボ色鉛筆24色セットしか持っていないので(笑)別の色を入れちゃいました。

 

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尖らせた色鉛筆で細かい所にもきちんと色を入れます。

 

そしてスキャンしたのが、一番最初にのせた絵。完成です。

スキャンすると色が変わって見えますね・・・

実物は「スキャンしたもの」と「写真に撮ったもの」の中間ぐらいの色合いです。

調整難しい。

 

 

今後も「お、これは使えるな」と思った描き方があったら紹介していこうと思います。

趣味で描いているだけの私が描き方紹介などおこがましい気もいたしますが、共有できる楽しい情報を増やしていけたらいいなと思っております。

 

百合

水彩画 描き方公開

家にピンクの百合を飾っていた時に、思いついて描きました。

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セーラー服って独特の雰囲気がありますよね。

 

高校生くらいの、女の子から女性へと移りかわる姿にも独特の空気を感じます。

やわらかくて凛としててとんがってるような矛盾をはらんだ面白さ。

 

 

 

前回の記事で「描いている手順も載せていこうかなー」というようなこと書いたので、今回は描き途中の段階からちょこちょこ写真に撮ってみました。

 

いちばん最初。だいたいの位置決め。

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消しやすいようにやわらかめの鉛筆(3B)を使ってます。

 

最初に描いた線を消しながら、しっかりと線を描きます。

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薄くて見えにくいですね…(汗)

シャープな線にしたいので固めの鉛筆(H)にチェンジ。

 

刷毛を使って水で濡らします。

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なんとなく色をおいてきます。使用しているのは透明水彩絵の具。

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このあたりで細かい所を描きこんでみる。

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ここで「なんか違う」「なんか気にくわない」という現象に陥りました(←よくこういうことがある)

 

何だか弱い感じがする…。

思い切ってもっと色をのせてみよう!と思いたち、また全体を刷毛でぬらし、絵具をのせてみます。

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ちょっと絵のタッチが変わった気がします。

このびしゃーっと絵具をのせる工程が良かったのか悪かったのか、いまだ判断に悩みます(笑)

やらない方が清楚な感じだったかなぁとも思う。

 

もう一度描きこみます。

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完成。

毎度毎度試行錯誤です。

 

でも描き途中であきらめずになんとか一枚仕上げると、その過程でいろんな発見がありますね。

思っていたものと違う仕上がりになってしまったりしますが(そして後悔したりもする)、次につながると信じています。

「月とラクダの夢を見た」

色鉛筆画

「月とラクダの夢を見た」は中山うりさんの曲のタイトル。

 

中山うりさんの曲はどこか懐かしくて、あたたかい。

それでいてひとり夜空の星を眺めている時のような切なさもある。

素敵です。

 

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色鉛筆画、楽しいですね。

何より手軽なところがいい。

準備や片づけに時間がかからないので、空き時間に少しずつ描ける。

 

色鉛筆で絵を描こうと思ったのは割と最近のこと。

色鉛筆画の描き方をネットで検索し、趣味で描いている方々の絵を参考にしながらスタートしました。

そのときとある掲示板で、ひとつの絵が出来上がるまでの手順を順々に写真で載せている方がいて、すごくありがたかったのを覚えています。

私の色鉛筆レベルは高くないですが、少しくらいは私の描き方も参考になるかな(なったら嬉しいな)という思いから、いずれそういう手順もブログに載せてみたいと思ったりしています。

需要があるかどうかはわからないけど(笑)

ガジュマルを描く

水彩画 筆ペン

植物画の通信講座の最後の課題を描き終えました!

最後は自由制作。好きな植物を描く課題です。

 

何を描こうかかなり悩みましたが、部屋に飾っている観葉植物、ガジュマルに決めました。

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ガジュマルの魅力は何といってもこの幹と根!!生命力を感じます。

 

 

実際ガジュマルは生命力が豊か。

伸びすぎた枝を切った際に、その枝を捨てるのももったいない気がして花瓶に挿しておいたら、根がめきめきと生えてきました。

 

なのでこんな風にしてガジュマルの鉢をどんどん増やすことができます。

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私が切った枝から生まれたガジュマル2号は今もすくすく育っています。

 

 

 

ガジュマルは精霊キジムナーが宿る木とも言われています。

私はずっと、キジムナーのことを「もののけ姫」に出てくる「コダマ」のようなものだと思っていたのですが、調べてみたら全くの別物でした。

 

船に乗って人と一緒に漁をするなど、けっこう人間味のある妖怪のようです。座敷わらしのように、気に入った家に幸福をもたらす話も伝わっているのだとか。

姿についてはいろいろな記載があってよくわからなかったのですが、「赤髪の子どもの姿で現れる」というのが一番イメージしやすかったので、そちらを採用してお絵かき。

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人間と共存している精霊ですが、キジムナーを怒らせると恐ろしい目に合うそうです。気をつけよう。

 

 

最後に野生のガジュマル観光案内。

沖縄に行った時「ガンガラーの谷」というところに行って大きなガジュマルの木々を見てきました。迫力があってすごく面白かったです。

自然が好きな方にはおすすめですよ!要予約。

www.gangala.com

夏の音色

水彩画 筆ペン

9月になりました。

まだ秋になったような気はしませんが、スーパーで秋刀魚が並んでいるのを見て夏が終わろうとしていることに気づかされます。

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貝殻を耳にあてると波の音が聞こえる、そう教えてもらって、子どもの頃はよく拾った貝殻を耳にあてていました。

小さくザーーーーーーと音が聞こえて、「ほんとだ!聞こえるよお母さん!お父さん!」とはしゃぎながら両親に報告したことを覚えています。

 

でもこれ、手をあてても聞こえるんですよね。

大人になるにつれて現実を知ってしまいましたが、それでもやっぱり貝殻で聞くと情緒を感じて心地よいような気がします。

 

 

今は貝殻を拾ってもあまり耳にあてたりはしません。

理由は手をあてても聞こえるからではなく、とある出来事のせいなのです。

 

私がまだ小学生の頃、家族旅行で海に遊びに行った時のことでした。

私は浜辺で貝殻を拾い、いつものようにその拾った貝殻を耳にあてて波の音をきいていました。

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しかしそこでひとつ、何か違和感を感じます。

なんだろう?

 

 

 

音を聞いていた貝殻を耳から離し、そこに目をやってみると

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貝殻の穴の中から蜘蛛が!!!!!!!!!

(絵がわかりくいことをお詫びします)

 

その瞬間「うあぁっ!!!」と声をあげて貝殻を放り投げました。

私は蜘蛛が大の苦手なのです。昆虫は割と平気な方(むしろ絵に描いたりするのは好きな方)ですが、蜘蛛は本当にダメなのです。まあ蜘蛛って昆虫じゃないし。

 

この出来事以降、貝殻を拾うときは何か中にいるんじゃないかと警戒するようになりました。

耳に当てるのも恐る恐るです。

 

 

 

蜘蛛に罪はないんですけどね。

多分あの時貝殻の中にいた蜘蛛は出入り口を私の耳でふさがれ、困っていたことでしょう。

 

蜘蛛の気持ち↓(想像)

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皆様も貝殻を耳にあてるときはお気をつけて。

憧憬

日本画

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「憧憬」という言葉、字面になんだか魅かれる私がいます。

 

漢字辞典をひいてみました。

「憧」=あこがれる。自分の心をむなしくして、ひたすら遠くのものを恋い求める。

うっとりと気をとられる。何も知らず愚かなさま。

「憬」=あこがれる。遠くのすばらしいものを求める。遠くのものに魅かれるほのぼのとした心。さとる。それを知って心の中が明るくなる。

 

 

私にとって「憧憬」という言葉には、

手の届かないうつくしいものでありながら、心の中の奥深く、「わたし」に近い所にある感情のようなイメージがあります。

遠くて近い。近くて遠い。そんなきもち。

 

この間、新海誠監督のアニメ「君の名は。」を見てきたのですが、まさに近くて遠い、なんとも言えない人と心の距離感が描き出された良作でした。かなりおすすめです。

 

話がそれました。

私が「少女」の絵を描くのが好きなのも、個人的に「憧憬」につながるニュアンスを感じられるからだと思っています。

少女の無垢さ、少女特有の世界の見え方の中に「憧憬の心」を感じるのです。

 

少女というモチーフにそういう想いをのせるようになったのも、私が大人になったからなのかな。

うーん、でも子どもの頃は、大人ってもっとしっかりしていると思っていた。子どもの頃抱いていた想像上の大人と同じようになれる日はくるのだろうか。

 

 

来ない気がする。