お絵かきブログ/絵を描いて見えたもの

何かをつくったり、アートに触れたりする楽しさを、共有できたらもっと素敵。

春の球根を楽しんでいる

最近ブログの更新頻度が減っていたなと反省しまして、内容軽めでも更新を増やしていこうかなと考え中です。

美大の話とかしっかり書く系記事もたまに入れつつ、今感じていることなど、旬の記事を書ける瞬間を逃さないようにした方がいいのかな、と。

と言いつつ、ご依頼の絵、公募展に出す絵、絵の練習、育児家事、幼いこどもとの思い出づくり、多少の運動などやりたいことが山積みなので、ブログもXも一週間に一度くらいの更新を目指したい。絵を描く活動ももちろん大事だけれど、自分を知ってもらったり見てもらったりする活動も大事なはず。

 

今日はプランターの話。

秋に植えた球根詰め合わせの花々が次々と咲いています。

球根ミックス30個で700円くらいのお買い得品で、どんな花の何色が届くかはわからないという商品だったんですが、チューリップ、アネモネフリージアなど5〜6種類の球根が入っていてとても楽しめています。

芽を出すところから観察できるのがまた楽しい。一部を切って花瓶に入れて楽しんでいます。

プランターに植えたままの方が長く咲いてくれるのですが、家の中に飾ることで眺められる時間が増えるのはとてもいいなと思います。

気軽にスケッチできるのも良い。

 

こどもたちのクロッキーも続けています。子どもの絵を素敵に描けるようにありたい。いわさきちひろさんに憧れ。

すぐ手に取れるところにクロッキー帳と鉛筆を置いておくのは大事だなと思います。

描きとめておきたい、心に留めておきたいと感じた瞬間を逃さないように、クロッキー帳やカメラを持ち歩く習慣をつけようと心に誓いました。

写真みたいな絵について思うこと

写真みたいな絵を見て思うこと。

 

最近の色鉛筆画でSNSやメディアで注目を浴びるものって写真みたいに精巧に描かれたものが多いです。

私はこれに関して、モヤモヤとした思いをずっと抱えていました。

写実的な絵を批判するつもりはありません。

実際、この前見に行った「色鉛筆アート2024」の三上詩絵さんや音海はるさんの絵が私は好きです。

私がモヤモヤしているのは「写真のようにそっくりに描くことが流行っていること」です。

 

確かに写真のような絵ってわかりやすくすごいです。絵に全く興味のない人が見てもその技術の凄さを楽しめます。なので、多くの人の注目を集めやすい。SNSで言えばいいねを得られやすいし、TVなど不特定多数の人を相手に広く宣伝をする媒体にとっては扱いやすい「良さ」があると思います。

そういったものを目にして「自分も描いてみたい」と絵を始める人もいるので、間口を広げるという点でも、写真のような絵には価値があると思います。

 

でも私は「写真のように描くこと」をゴールにして欲しくない。

SNSやメディアで写真のような絵がもてはやされ、評価されるのを日常的に目にしていると、それが正しいかのように錯覚してしまうことがあります。

それで写真のように描くことをゴールにすると、写真にどれだけ近づけるか、本物にどれだけ似ているかが価値基準になってしまいます。まさにデッサン警察。学ぶ過程でデッサンの出来に自分自身が敏感になるのはいいことですが、絵の評価基準を「正しい・正しくない」にしてしまうと途端に絵がつまらなくなります。

写真に近づけ、本物に似せれば似せるほど、そこに個性はなくなっていきます。物の存在感だけ。色々考えた上で無個性化を目指してるんだったらそれはそれでありですけどね。

私は、絵は表現やコミュニケーションや自他の気持ちと向き合うためにあると考えます。

だから写真を見ながら描くのいいけれど(私もやってる)、写真そっくりに描くことをゴールにして欲しくないんです。

 

その物からどんな匂いがしたのか、どんな音がしたのか、どんな触りごごちだったのか、どんな気持ちになったのか、どんなところを美しいと思ったのか。そういうものが絵に現れるからこそ、その人らしい絵になるし、面白いんじゃないかと思うんです。

 

写実的な絵を描く作家さんには、その人らしさがあります。写真みたいに本物みたいに描いていても、その人ならではの美しい感性がきらりと覗いているので、絵と同じような写真を撮ろうとしても撮れません。

 

対象をそっくりに描くことではなく、もっと自由に豊かに表現することを楽しんでほしい。

その方が描く人も観る人も色々な発見があって、楽しめる世界が増えるように思います。

 

 

とはいえ!最初はね、写真みたいに描けるようになりたいっていう動機で全然いいんですよ。憧れが絵を上達させるしね。でもそればっかりにならないで欲しいっていうね、個人的な感想です。

 

あとね、自分で楽しむための我が子の絵とか、好きなアーティストを描くファンアートみたいなのはね、話が別ですよ。そっくりに描きたいやつだもん。その人を思いながら向き合う時間自体が楽しいやつだもん。愛がこもるやつ。

 

以上、戯言でした。

色鉛筆アート2024に行ってきました

銀座伊東屋で行われている色鉛筆アートに行ってきました!

伊東屋は7階に画材コーナーがありまして、大量の色鉛筆がバラ売りされています。他の絵の具や紙に関しては世界堂の方が買いやすいなというのが個人的な感想ですが、色鉛筆はここもおすすめ!見ているだけでも楽しいです。

 

色鉛筆アートの会場はこちら。土曜でしたが朝早くに行ったので空いていました。ゆっくり見られてラッキー!でも日曜の方が作家さんはたくさんいらっしゃったようです。ちょっと残念。自分の予定的に土曜になっちゃったから仕方ないね。

会場全体図は撮影OK、絵を近くで撮るのはNGとのことだったので、写真はこれだけになります。作家さんご本人のSNSに展示作品を載せてる方も多いので、気になる人は検索してみてね!

 

どれもこれも素晴らしくて勉強になるーーー!!って感じでした。私もいつかこういう場所で展示できるようになりたい。頑張ろう!

以前お会いして大ファンになった釘本緑さんも展示されてる。釘本緑さんの絵は色鉛筆らしいタッチが出るように描かれていて、あったかい、楽しい絵が多いです。お見かけした際に声をおかけしたら、すっっっっっっっっごく気さくにあたたかくご対応いただいて、人柄にも惹かれてしまいました。明るくて社交的で、それでいてきちんと人に寄り添おうとしてくれる方でした。

釘本さんのお師匠さんである松原健治さんのインスタも「すごく素敵だから」とおすすめいただき、本当に素敵で松原さんのファンにもなりました。画集ほしいなぁ。

でもこうやって、なんていうか、自分の先生のことを「素敵だから!」って真っ直ぐ人に勧められるところもまた素敵だなと思ったのでした。

 

今回まきむらゆうこさんの絵の現物を初めて見たんですが、あれはやばいな(いい意味で。)人物画特化の方なんですが、綺麗すぎてびっくりした。

私の目指す人物画とはちょっと違うんだけれど、衝撃すぎて何度も見ちゃった。すご。

 

色鉛筆アートでは絵だけでなく、展示作家さんの書籍も売られていて、私はオガワヒロシさんの本を買いました。

これねー良書だと思います。

今、世間的には色鉛筆で写真みたいに描くのが流行っていて、出版されてる書籍って圧倒的に「リアルに描く」系が多いんですよ。もしくは絵を描くのとはちょっとニュアンスが違って、かわいいちょっとしたイラストを色鉛筆で描こう!っていうタイプ。

 

オガワさんの本は、色鉛筆を使って自分の描きたい絵を描けるようになろう!っていう趣旨のもので、基礎がめちゃくちゃ丁寧に書かれてる。

リアル系色鉛筆画を見慣れている方からすると、この本に載っている絵は物足りなく感じてしまうかもしれないですが、読めば読むほど原点に帰る本ですよこれは。。。リアル系描くのにもそうじゃない絵を描くのにも応用できる大事な基礎を、つまずきにくいよう配慮しながら書かれた本です。

実際オガワさんの作品ってさらっと描いたようでいて、すごくバランスが良くて美しいです。すーっと世界に入っていけるような絵。基礎力が高いからこそああいう表現もできるのだろうな。かっこいい。

 

 

そんなこんなで!楽しいアート展でしたー!

写真みたいな絵が流行っていることに対しては色々と思うことがあるので、次回の記事にまとめようと思います。

色鉛筆アートはもう終わっちゃうけど、伊東屋画材売り場は何かのついでに寄ってみてね!

 

ちなみに伊東屋裏側に野の花司というお店がございまして。。。

和っぽいお花とか枝物とか山野草とかが売っている、私的にはたまらん感じの花屋なんです。

渋くていい。伊東屋に行った際にはこちらも覗いてみてくだされ〜

画家活動用の名刺とポートフォリオを作る

前回に「次は名刺とポートフォリオについて書くよ」と言ってからずいぶん間が空いてしまいました。なんやかんや忙しかった。主に子供の行事。参観ラッシュでした。

そして前からいただいていた肖像画(似顔絵)のご依頼に完成の目処が立ったので、今こうやってパソコンに向かっています。

 

さて!名刺とポートフォリオの話です!

色鉛筆アートマーケットに参加するにあたって自分の名刺とポートフォリオを作りました。

名刺を自分で作るのは初めてだったし、ポートフォリオを作るのも学生時代以来だったので、色々ネットで調べました。(いい時代だ)

自分があれやこれやネットで調べたので、同じように私の情報が参考になる人もいるかもしれんと思って、記事を書きます。私の悩んだところや使ったものについて書くので、作成サイトの比較等は他の方のサイトをみてね。いっぱいあるよ。

 

 

名刺作成にはラクスルを利用しました。

raksul.com

何より安い。びっくりした。印刷品質はグラフィックというところが良さそうだったんだけど、現時点ではそんなに経費をかけたくないしな…と思い、ラクスルに決めました。

無料でサンプル請求ができます。名刺やチラシのサンプルが1セット送られてくるので、好みの雰囲気だった「ケント紙」印刷を選びました。

デザインもラクスル内に無料で使えるデザインプレートがあるので、そちらを使用して作成しました。そんなに難しくなかった。

それで届いたのがこちら。

少し心配していた印刷品質も、全く問題ありませんでした。むしろこのクオリティをこの値段で出せるんか、と驚きでした。

ネットの評判を見ていると品質に当たり外れがあるようです。今回はあたりだったのかな?ハズレ口コミはチラシやグッズに関するものが多い印象だったので、名刺はそれなりに良いのかもしれません。

 

初めての名刺制作だったので、載せる内容も悩みました。

仕事用の電話番号もpovoの副回線で持っているのですが、今回は不特定多数に配る用なので載せませんでした。メールアドレスは新たに取得して掲載。

どの絵を描いている人間かわかりやすいように絵を載せ、SNSのリンクはQRコード付きで載せました。

なんか写真が暗いな(汗)

 

QRコード作成はQRのススメを利用しました。

qr.quel.jp

全体的にシンプルな感じで作りました。

 

 

 

ポートフォリオは、会場で他の方のものを見てみると、最初にプロフィールと描いている絵の種類の簡単な紹介をして、あとは今まで描いた絵をたくさん載せているものが多かったです。

 

私はというと。。。

色鉛筆画が足りない!!A4で20ポケット程度のファイルに入れてねって言われていたんだけれど、20ポケット、つまり40ページ埋めるだけの色鉛筆画がなかったのです。。恥ずかしい。。

なので構成を考え、色鉛筆画をメインにしつつも過去描いてきたデッサン、スケッチ、日本画、顔彩画なども載せることにしました。色鉛筆画に転向したのは割と最近だけれど、他のものなら軽く40枚超える絵があったので助かりました。ありがとう、過去の自分。

 

色鉛筆画ページには、制作の仕方とか何に気をつけて描いたかとか載せて、スケッチ入れたり解説をつけたりした。

 

展示会的にも色鉛筆メインなので、他の絵のページはまとめて載せてく。

 

結果、他の作家さんから「しっかり作ってる」とお褒めの言葉をいただけました。

一安心。。どんどん色鉛筆画を増やしていきたい!!

 

ポートフォリオ作成時、スケッチやデッサンは役に立つので残しておくと良いです。様々な絵柄でたくさん制作している人はいらないかもしれませんが、ポートフォリオの内容に変化をつけられたり、かわいいイラスト描いてるけどデッサンもこれだけかけるよ!っていう証明になったり、色々使い道があります。

 

ちなみにファイルですが100円ショップのものを使いました。単純に近くの店を見て一番よかった(自分のイメージに近いシンプルなデザインだった)ファイルが100円ショップのものだったので。実際使ってみても特に問題はなかった。

 

 

こんな感じでございます。

ポートフォリオは作って終わりではなく、使うたびに内容を更新していきたいですね。

ポートフォリオサイトも用意しようと思ってちょこっとずつ調べているけれど、他の諸々もあって亀の歩みでございます。

でも絵を描くって楽しい!ていう気持ちはいっぱいで、いい感じです。時々へこたれながらも進みます。

販売と言語化と日常と

みなさんこんにちは。

まずはサクッと宣伝をしてからブログトークに移ります。

3月5日か6日、「桜」「神秘」「ゆりかご」の3点の作品をThisIsGalleryさんに掲載&販売します。1点23,000円(税別)です。

「ゆりかご」(右の緑の絵)に関しては、とてもとてもありがたいことに事前にお問い合わせがありましたので、ご予約品という扱いにさせていただきたいと思っています。

 

掲載作業は5日に行いますが、ギャラリー側で審査がありますので、その日中に掲載になるかどうかはわかりません。今までの感じだと当日か翌日に掲載になることが多かった。もっとかかる場合もあるのかもしれない。むむむ。。。

ギャラリーさんが仲介に入ってくださっている関係上、こちらの自由な采配で決められるわけではないのでご容赦くだされ…!一方で、私個人でやっているわけではない分、お客様目線的にも安心感があるのではと思います。

 

thisisgallery.com

 

 

 

では!宣伝はこれくらいにして、近況のお話。

 

前の記事に「和」の絵を目指すぞーーって書きまして、本を購入しました。

これ、わかりやすくて面白い。どういうところが「ステキ」な絵なのかがよくまとまっている。愉快なエピソードもちらほらあって、興味を持ちやすい作りになっています。

自分の絵の中に昔の絵画の要素を取り入れようとした時に、絵の具体的な魅力が言語化されているものがあると、とっかかりやすいなと思いました。

言語化っていうのは大事だと思う。=意識を向けること、整理すること、だから。

 

 

ちょっと話が逸れるけどこちらの本を読んでいたら「いいこと30」っていうのが載っていてね。

人間は「快」「不快」の感情では「不快」に意識がいきやすいそうです。不快感情は元々生き延びるための警告として生まれたものだから。(例:猛獣怖い、噛まれたら痛い→逃げなきゃ)

「快」の方に意識を向けて、自分の周りの世界を良いものだって感じられるようにする方法が「いいこと30」。一日30個いいことを見つけるだけ。

実際にやってみて、これ効果ある。

30見つけるには、結構小さなことをカウントしていかなきゃいけない。いい天気、とか、子供のほっぺが可愛い、とか、今日もお茶がうまい、とか。

でもこうやって言語化すると、スッと流してしまっていたいいことに意識が向いて、毎日30もいいことが起きる生活のように感じ始める。実際には特に前と変わってないんだけれど、なかなかにハッピーです。

できない日もあるけどね。そんな気分になれない日というか。そういう時は疲れてきてるっていうパラメーター代わりにもなって、便利です。休めというサイン。つい「もっとやらねば」思考に入っちゃってストレスを勝手に溜めちゃう私(汗)。うまく付き合う術を身につけている最中である。

 

 

 

ずいぶん話がそれちゃったけど、言語化の力ってすごいよねっていう話でした。

絵の話に戻ります。

 

子供が寝てからの夜時間は自分の絵の探索や勉強にあてていて(この作業めっちゃ楽しい)、こんな下絵を描きました。

流れるような雲の動きが美しい「阿弥陀二十五菩薩来迎図」を参考にしたんだけれど、元の絵に引きづられすぎちゃってなんだか私らしくない絵だなぁと感じ、没にすることに。ちょっとファンタジー色が強くなっちゃった。こういうのが好きな方もいるとは思うんだけど。

私はもうちょっと日常にも繋がる感じを出したいんだなーー。

引き続き日本絵画を勉強していますが、次に描いているものは方向性を変えていて、紙や色の出し方研究を行っています。色々試して最終的に私オリジナルな和の色鉛筆画に辿り着きたい!

 

 

次回は名刺とポートフォリオに関する記事を書こうと思っています。

今現在、ご依頼やお問い合わせを2件いただいていて本当に嬉しい。頑張るぞー!

色鉛筆アートマーケットを終えて

2024色鉛筆アートマーケット、終了しました!

来ていただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

初めての公募グループ展、絵は売れませんでしたが、とても勉強になりました。

もうほんとね、すごい人ばっかりだから。

 

正直に言うと最初に在廊した土日の後の三日間くらいは、打ちのめされちゃってかなり沈んでました。自分はこんな中でやっていけるのかなとか、画家としてお金を稼ぐって大変だなとか、頭では分かってはいたつもりだったけれど、実際に直面してみて実感が湧いたことがいっぱいあって、画家としてやっていく!やっていける!って思っていた自分の驕りっぷりが恥ずかしくなりました。

3日間くらいはメソメソ悩んでおりましたが、悩みまくったおかげで沈みからは回復しました。簡単に諦められないし!だったらやるしかない!

しかし収益化に関しては頭を抱えているところです。稼げるようにならんと続けていけないのよ。我が家の財政事情的に。

 

 

 

展示を通して学んだこと

今回見ていて、売れる絵はファンのいる方の絵だなと感じました。著名な方のものや、教室をやっている方のもの。他の場所でもガッチリ心を掴んでいる人の絵。ふらっと入ってきてその場で気に入って買っていく人がいるという感じではありませんでした。

 

展示は買うかどうかという視点でなく、使えそうなカットを描ける人はいないかというような仕事目線で観にくる方もいるとのこと。その場合は、あまり書き込みすぎていないものの方がよかったりすることもあって、見る人によって求めている絵は違うんだということを学ばせていただきました。

 

また、遠方から先生の絵を見るためにいらっしゃるお客様もいて、普段から愛情のある指導をしているんだろうな、信頼されてるんだろうな、と眩しい気持ちで見つめました。

 

 

 

これからのこと

自分の絵を今後どういうものにしていきたいかってことも改めて考えました。

同じ画材の素晴らしい作品を前にして、私の特色はなんだろう、私が他の作家さんとは違う感性で好きなものはなんだろう、と考えました。

やっぱりもっと「和」の方向にいきたいなと思う。あと人物画に力入れたいな。植物は好きなので入れていきたいけれど、人物メインの絵を練習していこうと思います。

私なりの和の人物画、目指そう。夜子供たちが寝静まった後は練習時間とする。寝かしつけ時の寝落ちに注意だ。

あとオンライン講座作りね!そっちも探求中です。

 

 

展示をして良かったこと

落ち込んだりもしたけど、良かったことしかなかった。

額装の勉強にもなったし

名刺も作ったし

ポートフォリオも作ったし

展示の空気を肌で味わえたし

お客様にも会えたし

作家さんたちと知り合えたし。

 

作家さんみんなすごいいい人でさ。。絵も美しいし(やっぱり原画は画像以上に良い)、気さくだし、いろんなこと教えてくれるし。ああいう風になりたいね、私も。

がんばります!!応援よろしくお願いします!!

描いた絵のお話

色鉛筆アートマーケットに展示している作品のお話をさせていただきます。

 

私がこう思って描きましたよ、と言う話をしますが、こう感じてくれなきゃいやだってわけじゃなくて、見た人が自由に感じて欲しいと思っています。いろんな解釈ができるって言うのはそれだけ幅広くヒットする絵だと思うので、それはそれで嬉しいのです。

さて、今回は三作品全て植物を描きました。

共通する私の中でのテーマは「神さまのいるところ」。

 

 

まず一作目、「桜」

桜の語源には、さ=田んぼの神様、くら=座るところ、という説があるそうです。春になると山から里へ田んぼの神様が降りてくるので、神様の宿る桜の木の下で歌ったり踊ったりして豊作を祈ったのが花見の始まり、なんていう話を聞きました。

そのイメージを絵にしたのがこの作品です。花見の宴に微笑む神さまのように優美で雅な雰囲気を目指しました。

 

 

「神秘」

ダリアの蕾が鮮やかに開いていく姿を描きました。小さな蕾からたくさんの花びらが溢れてくる姿はまさに神秘的。命のエネルギーを感じました。

 

「ゆりかご」

ころんと丸い花姿。中に何か大切なものを包んでいるかのように見えました。花がやがて種を作ることを思うと、赤子を優しく抱える姿にも見えました。

ユッカ系の花だと思うので、日本に自然に生える植物ではないのですが、日本的に表現したいな〜と思いました。なってるかはわからんけど。

日本の湿潤で美しい空気感を出したいと思いながら取り組みました。

 

 

2024色鉛筆アートマーケットは2月18日までなので残りわずかです。

先週の土日も在廊いたしまして、もう本当に、色々勉強になりました。周りの方々がすごいので内心打ちのめされもしたけどそれも含めて勉強にしかならん!

会期が終わりましたら、展示の感想も書かせていただきます。